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2020年11月 9日 (月)

ラポマア

昨日のアマポーラの件(フィリピン女性ではなく歌の方)であるが…

JOSÉ CARRERAS - Amapola

おすすめ動画に集まってきたのを聴いていたら、ホセ・カレーラスのバ-ジョンは歌詞からして違う上に「アマポ~ラ♪」の前に何かひとくさりあったりする。調べてみるとこの歌、元はスペイン語の歌だったようで。まあ「アマポーラ」自体がスペイン語でケシの花らしいが。

 

 

ミゲル・フレータ(1925)

スペインのカディスで生まれ、アメリカ合衆国に移住したホセ・ラカジェが、1922年 (1924年説も) にこの曲をスペイン語の歌詞 (詩:ルイス・ロルダン) で発表した。

Wikipedia contributors. "アマポーラ." Wikipedia. Wikipedia, 5 Nov. 2017. Web. 8 Nov. 2020.

この歌を1925年に初めて録音したのが、当時世界で活躍していたスペインのテノール、ミゲル・フレータ(1897 - 1938)である。カレーラスのものは、このバージョンを踏襲しているようだ。


Miguel Fleta - Amapola (Victor, 1925)

 

淡谷のり子(1937)

アマポーラ – WikipediaだけでなくAmapola - Wikipedia(英語版)などでも言及されているのが1937年の淡谷のり子のバージョン。さすがにこれはないかと思ったらちゃんとあった。


アマポラ 淡谷のり子

 

Rapomaa

えっ何て書いてあるの? と戸惑うが「(花のしけ)ラポマア」は右から読むらしい。

作曲がチャムフロイリーになっているが、これは1935年にフランスのルンバ版をアレンジしたロベール・シャンフルーリのことだと思われ、そこからの輸入であったようである。

テレビで聞いていたのとは随分印象が違う歌声だ。

私の好きな歌(コロムビア篇)
淡谷のり子(アーティスト)
日本コロムビア (2012-06-26)
5つ星のうち4.0
¥1,980 (中古品)

 

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