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2019年1月13日 (日)

フーチン族

先日たまたま目についた熊蜂大黃蜂を紹介したら、おすすめ動画にハチの群れが押し寄せた。

これは「大黃蜂」で検索して、いくつか視聴したからだと思う。

 

そんな中で「アタシたちを無視してもらっては困るわね!」とばかりに出てきたちょっと無視できない動画

環保胡琴六重奏《新野蜂飛舞》

二胡の合奏版? そして右側の方の低弦パートには見たことのない楽器が…

 

 

新野蜂飛舞


環保胡琴六重奏《新野蜂飛舞》

香港の人たちによる、胡琴(フーチン/ こきん)と呼ばれる中国の伝統的弦楽器族の六重奏。いろいろ面白いので、動画説明を適宜改行を入れて引用する

環保胡琴六重奏《新野蜂飛舞》
作曲:科薩科夫(俄羅斯) 編曲:黃學揚

高胡:周翊
二胡:張重雪、黃樂婷
中胡:韓婧娜
革胡:董曉露
低音革胡:齊洪瑋

作曲は俄羅斯(ロシア)の科薩科夫(コルサコフ)! 黃學揚(アルフレッド・ウォン)さんが胡琴合奏用にアレンジしたようだ。しかも二胡の伝統的独奏曲「賽馬」の断片(30秒過ぎ辺りからの中国風の旋律がそれ)が挿入されたマッシュアップである。このあたりが「新」の部分だろうか?

前に紹介した「大黃蜂的飛行」とは別にこの曲は「野蜂飛舞」という名前でも一般的であるようだ。

 

演奏している楽器についてだが、高胡・二胡・中胡が伝統的な胡琴ファミリー。革胡(Gehu, ゲフ/ かくこ)とか低音革胡(または倍革胡)というのは20世紀に入って西洋式のオーケストラが中国でも一般的になった1950年代になってからチェロやコントラバスの要素を取り入れて作られたハイブリッドであるらしい。「革」は改革とか変革に意味であろう。

Gehu

具体的には弦の本数が追加され、巨大化した胴が演奏を妨げるためか、現在はネックの部分を90度ひねって取り付けたものが主流のようである。また、当初は蛇の皮を張っていたが環境保護に気を配って合成皮革を使用するようになっているそうだ。「環保胡琴」はそういう意味なのかも。

「性格一族」音樂會(9/4) - 「環保低音革胡」 「性格一族」音樂會(9/4) - 「環保低音革胡」

画像はこちらの環保低音革胡の動画から

 

Antique Gehu Chinese bass

画像検索で出てきた、おそらく初期の革胡。うん、これは弾きにくそう。胴の部分にまたがって弾くのかしら…

 

「新野蜂飛舞」は胡琴界隈では人気のようで、四重奏版もあった。


「胡琴弦說」《新野蜂飛舞》四重奏版本

 

それにしても胡琴版って、本当にハチが飛び回っているような…

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