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2018年3月 5日 (月)

ハチローの憂鬱

シマー

シマ子復活記念(えー

 

 

うれしいひなまつり


うれしい雛祭り

 

サトウハチロー(※)作詞、河村直則(河村光陽)作曲。

※発表したときは山野三郎名義。

 

3月3日のDoodleについて書いたときに面白いエピソードがあった。サトウハチローは「うれしいひなまつり」が大嫌いだったとのこと。

岩手県北上市にあるサトウハチロー記念館の館長、佐藤四郎さん(74)はハチローの次男です。「父が自分の作品の中で一番嫌ったのが、この歌。我が家ではこの歌の話はタブーでした」と話してくれました。

四郎さんが大学生のころ、テレビからこの歌が流れるたびにハチローが「おい、四郎、スイッチ切れよ」と言われました。「できることなら、この歌を捨ててしまいたい」とも。

しかし、歌は残りました。しかも、ハチローの思惑とは裏腹に、皮肉にもハチローが作詞した中で最もよく歌われる歌の一つとして。

朝日新聞デジタル:捨てたいのに広まった 「うれしいひなまつり」 - ショッピングコラム「うたの旅人」 2012.3.2archive

どうでもいい話だが、三郎の次男が四郎? 長男は何郎なのだろうか。

 

何故そんなに嫌っていたかといえば、この歌の歌詞には多くの間違いがあるから、ということらしい。

おだいりさまと おひなさま
ふたりならんで すましがお

とあって、「おだいりさま=男雛」「おひなさま=女雛」と読めるが間違いなのだそうだ。これは私も一昨日まで知らなかったが、お内裏さま=お雛さま(男女セット)らしい。結果的にハチローの歌で誤用が広まったのは確か。彼にしてみれば毎年3月になると自分の誤りを全国で盛んに歌われる状態で、さぞかし憂鬱だっただろう。

 

すこししろざけ めされたか
あかいおかおの うだいじん

【ミニ雛人形】 3524 随身(右大臣・左大臣)
いち藤
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これも間違いで、赤い顔をしているのは左の(向かって右の)人である。さらに付け加えるなら、この人たちは随身(ずいじん・帝のボディーガード)であって、右大臣・左大臣ではない。正しくは左近衛中将(さこんのちゅうじょう)と右近衛少将(うこんのしょうしょう)であるようだ。まあ、言われてみれば大臣が弓矢を持って警備しているというのもおかしな話である。大臣なら、席がウェイトレス(三人官女)やバンドマン(五人囃子)の下の段ということもないだろう。

 

ひな祭りに関する童謡は「うれしいひなまつり」だけではない。


ひなまつりの歌

Hina1

Hina2

の2曲なのだが、あまり聞かない。

 

「うれしいひなまつり」が耳に残るのはマイナーで書かれているせいもあるような気がする。

メジャーで無難に書いてあれば、他の曲に埋没することもできたような…

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