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2015年6月25日 (木)

龍馬…お前のスポンサー誰や?

行動ターゲティング広告の有効性への疑いについては、以前も書いたような気がする。単に、何度も同じの見せられてウザいよな、程度だが。

しかしツープラトン攻撃をされては平静ではいられない。

 

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( ̄Д ̄;;

 

上は連日のハンガリアン・ダンス祭りがたたったのか。まあ自業自得というものだろう。今後半月ぐらいはこれが続くかと思うと、うんざりではある。

問題は下のやつだ。最近嫌になるぐらい出てくる。いったい誰が出してる広告なんだ?

 

…興味に負けてつい見てしまったではないか。

 

リンク先はダイレクト出版(情報商材等を販売している)の広告で、西鋭夫(にし としお)という人の講演録『新説・明治維新』の無料キャンペーンだった(※)。いきなり動画広告がはじまる。

※下手に踏んで広告に追われる事態になっても申し訳ないので、リンクは示さない。実物を見たい方は“西鋭夫 明治維新 ダイレクト出版”で検索すれば広告リンクが出てくると思う

 

脱藩浪人に過ぎない龍馬が、どうやって亀山社中→海援隊の数十人の武装ニートを養ったのか?現在の貨幣価値で数十億ともいわれる武器弾薬を買付けたり、軍艦を手配したり出来たのか?

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面白そうではある。2980円で販売予定の講演録を送料の負担のみでプレゼントしてくれるのだとか。

 

西鋭夫氏についてはスタンフォード大学(※)フーヴァー研究所教授、とのこと。しかしフーヴァー研究所の紹介を見るとResearch Fellowと書いてある。それって(特別)研究員で教授(Professor)じゃないんじゃないか?研究所の職制に詳しいわけではないが。

※日本が世界に誇る鳩山由紀夫(Ph.D.)を生んだことで名高いアメリカの名門大学である

 

西氏についてはこんなエピソードも

その調査能力が買われ、博士号を取得して10日後にCIAからスカウトを受ける。

(中略)

しかし、CIAになるという事は国籍を変えなければいけない。その瞬間、自分が日本人だという事を痛烈に自覚した。そして「私が日本を裏切るれるなら(ママ)、将来、アメリカも裏切る。CIAはそんな人間を雇うべきではない」と断り、CIAの調査官が感激し、リアル・ラスト・サムライとの異名を持つ。

しかしCIAのスカウトマンが「Mr.ニシ、彼こそリアル・ラスト・サムライだよっ!」などとTwitterやfacebookで発言したりするわけもない。というか、その手の情報がCIA方面から出てくるわけがないから、言った者勝ちではないか(※)。

西鋭夫 - Wikipediaを見たら「CIAのオファーを蹴ったリアルラストサムライ」を自称する、と書いてあって面白かった。

Grand Openning "Last Samurai" Salt Lake

 

そんな貴重な情報が無料でゲットできるのはどういう理屈か、というと

なぜ、2980円で販売予定だった講演録をあなたに無料でプレゼントするのか?理由は2つあります。1つは、西先生の知見をより多くの人に伝えるため、これは、このプロジェクトのミッションでもあります。もう1つは講演録を聞いて、西先生の事を知ってもらうことで、10人に1人くらいは、有料会員制である"西鋭夫のフーヴァーレポート"に興味を持ってもらうことができるんじゃないかと考えたからです。

だそうだ。『西鋭夫のフーヴァーレポート』 年間購読料19,800円也。

会員獲得に失敗しても「陰謀論」に興味を示すだましやすい顧客リストが実名・住所・クレジットカード情報つきで入手できるのだから安いものではないか。

追記: 2016.12.5

コメント欄にて振込でもOKという話を教えていただいたので確認しました(→ 錬金術?)私が確認した限りでは「講演録・CDつき(\0)の送料手数料550円(税込)」の支払方法はクレジットカードのみのようです。

ただ、確認途中で間違いに気付いたので訂正しておきます。ダイレクト出版株式会社がクレジットカード情報を取得しているように書きましたが、これは私の勘違いで、カード情報を管理しているのは決済を代行しているGMOペイメントゲートウェイ株式会社でした。

以上、訂正しておわびします。

 

個人情報を晒して取得する価値があるかは疑問だが、黒幕の正体は気になる。というわけで、ググってみたら講演録を見た方のブログ記事があった。

…グラバーかよ。

特にめずらしい説ではなかった。その先「→英国諜報部」と「→フリーメイソン」のヴァリエーションはあるが、何度か見たことがあるような。いや、実際に講演録を見たわけではないから、その先に驚くべき展開がないとは言いきれないけれど。

ともかく私の興味は「この辺でもういいや」という感じだ。あの広告を誰が何の目的で出しているか、についても何となく理解できたような気がするので。

 

今日のUngarische Tänze


マルティナス(Accordion)

ウンガリッシュ・テンツェだ。問題ない…よね?

 

なんかお薦めされたので聴いたら結構よかったので。

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コメント

クレジットカード無くても、振り込みでも買えると言ってました。
確認しただけで買わないですけどね

> ?さん

コメントありがとうございました。私の見たページではクレジットカードのみですね。ただ、この本(CD?)は複数の宣伝ページがあるようなので、振込で買える所もあるのかもしれません。

ヤフーニュースをみていたら、ニュースの合間に「ヤフージャパン広告」ということで、この記事の件があり、550円だということ、クリックして飛んだリンク先が非常に胡散臭かったことから興味を持ちました。

記事の作成が約5年前だということに驚きました。再キャンペーン中ということでしょうか。
この広告が今でも表示されるということは、なんらかの実利があるんですね。面白かったです。

> 今話題のワニさん(死なないでくださいね)

コメントありがとうございます。これを書いた頃には1日に数回見ていたような気がしますが、最近でも時々見かけますので、継続的に掲載されているんでしょうか。

その後分かったことを追加しておくと、ダイレクト出版はビジネス書の出版やセミナー(結構いい値段)を開催している会社らしく、無料プレゼントに応募すると後から出版やセミナー案内のダイレクトメールが来るようです。

鋭い観点からネット商法を分析する所はホントすごいなと思いました(*^。^*)
で、龍馬スポンサーがグラバー商会という説がよく聞くという所なんですが、そんな有名な話なんでしょうか。。そして、ここで紹介されている黒幕がグラバーだったその先と全貌を皆さん誰でも知ってて、なんだそれだけがと思う程度の事なんしょうか??? 私はそんなメジャーな話だとは知りませんでした。

> 犬式さん

楽しんでいただけたなら何よりです。
何分随分前でよく覚えていないんですが、確か書いた直前にグラバー黒幕説をどこかで読んだばかりだったような気がします。試しに「グラバー 坂本龍馬」なんかでググると12万7000件ヒットしますが……メジャーな説かどうかは微妙なところですね。グラバーは、人によってロスチャイルドの手先だったり、フリーメイソンだったり、英国の諜報機関の工作員だったりと大変です( ´∀`)

あなた様のあげられた情報はとても大事な情報だと思いました。こういう情報を知った人は、誇大広告や詐欺への耐性が培われると考えます。
  明治維新について日本人は騙されている!とか、歴史てのは金の流れ!金!金!だの、金を出した黒幕とは??って、また胡散臭いトンデモ本の広告がしつこく割り込んでくるなと思っていました。
 ので興味本位で見続けていると、ちょい悪オヤジが品の無い口調でべしゃっている『講演録』とやらを送料550円のみでお届けっ!とか犯罪の香りすらしてくるのでググってみたところ、このオヤジさんの話を鵜呑みにしている方の感想やらレビューやらがゴロゴロ出てきてなにやら暗澹たる気持ちになりかけていました。
 ググった先でこのサイトに来ました。ホッとしました。ああ、こういうちゃんと情報の裏を考える方も、しっかり発言してくれていると。
 あなた様の言う通り、まずは広告の意図や広告主の正体を疑うべきなのでしょう。
自分はブログもツイッターもやっていないので、何だか責任を押し付けてしまうようで申し訳ありませんが、これからもどうぞ真っ当な懐疑を振るってください。ありがとうございました。
 

> ABURADEBURAさん

コメントありがとうございます。最近ブログの更新が滞っていたので、コメントいただいたのに気付かず失礼いたしました。

5年前に書いたこれが、いまだに当ブログで1番読まれる記事であることに感じるところがないでもありませんが(笑)、来年以降も細々と続けていこうと思います。


広告を見て気になったので調べてみたらここにたどり着きました(笑)
シマーさんが過去に書かれたブログは多くの人を救ったと思いますm(_ _)m
言ったもん勝ちの経歴はやっぱりアウトですよね(-_-;)

グラバーや長崎の豪商が坂本龍馬のパトロンだったことは歴史上では殆ど証明されている事実でしょう。岩崎弥太郎の自伝でも書かれていますし、のちに破産して無一文になってしまったグラバーを拾ったのも岩崎弥太郎でした。

記事、拝見しました。
広告の意図が掴めず、ググった結果たどり着きました。
考えたら当たり前のことですが、そういう発想が出来ずにのめり込みそうになる私みたいな人間はいいカモなんでしょうね笑

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